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2019.06.30VISION1学びのかたちの新展開

同志社大学新島塾 読書から始まる知の探究[春期] 成果発表会

6月30日(日)13:00から、同志社大学今出川校地良心館2階ラーニング・コモンズ内プレゼンテーションコートで同志社大学新島塾 読書から始まる知の探究[春期] 新茂之・文学部教授セッションの成果発表会が開催されました。当日は、新島塾第1期塾生やチューターだけでなく、多くの教職員や、他の読書から始まる知の探究セッションを担当する教員、新島塾生ではない学生の聴講者も見られ、活気あふれる発表会となりました。
発表会は、塾生を2つのグループに分け、各塾生がこのセッションで学んだ内容と完成させたレポートについて発表と質疑応答を行う形式で、新教授と竹廣教授(新島塾コーディネーター)がグループの進行役を務めました。
塾生が、自身の関心や問題意識に基づき、題材として取り上げた課題図書について完成させたレポートには、各人の多様な視点や問題意識が盛り込まれており、各塾生がこのセッションで3ヶ月にわたって重ねてきた努力の形跡を存分にうかがうことができるものでした。塾生は、発表者として他の塾生からの質問に対しても堂々と回答していた一方で、聴講者としても他者の発表内容に耳を傾け、発表者とは反対あるいは別の立場から自身の意見や質問をぶつける場面が数多くあり、緊張感のある白熱した成果発表会となりました。
総括として、新教授・竹廣教授(新島塾コーディネーター)から、「読書から得た知見を明らかにした上で、自身の想いや考えと切り分けて発表すると良い。」「他の人のテーマと自身のテーマがどのように繋がるか考えると、更に視野が広がる。」「このセッションは、『どう読むのか』そして『どう書くのか』という基本的事項に力点を置いて展開した。社会科学系・自然科学系とはまた違ったアプローチかもしれないが、今回学んだ立論の組み方などはひとつの書き方として理解してもらいたい。」といったコメントがあり、塾生はまた新たな気付きと刺激を得たようでした。
「読書から始まる知の探究」のセッションは、他の担当教員が受け持つセッションへと展開されていきますが、このセッションでの学びが新島塾での他の活動へとシームレスに繋がっていくことが期待されます。
新島塾の活動は、7月17日(水)のランチタイムに行われる塾生ミーティングを経て、9月7日(土)から10日(火)の期間で、同志社びわこリトリートセンターで実施される「合宿で鍛える知的基礎体力」へと続きます。

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