2019.04.27学びのかたちの新展開
4月27日に新島塾第1期生17名の入塾式がクラーク記念館チャペルで執り行われました。
荘厳なパイプオルガンの前奏に始まり、キリスト教文化センター所長の横井先生の聖書朗読ならびに祈祷に続き、新島塾塾長である松岡敬学長から式辞が述べられました。
「各学部においてそれぞれの学問領域を学ぶと同時に、文系や理系といった学問分野の垣根を越えた総合知を備え、良心を持って人に寄り添いながら社会を牽引する人物となることを目指して欲しい。既存の仕組みや答えなどをしっかり確認しながらも、一方向からの視点ではなく、様々な角度から考察する複合的な視点で考察して欲しい。よくお話ししている『解は一つでない』という言葉の意味をこの新島塾を通して学んでもらいたい。」との言葉に、第1期塾生は自分が新島塾で学ぶ意義を見つめ直し、思いを新たにしていたようでした。式典では、第1期塾生が塾長の前で一人ずつ入塾の誓いを述べ、塾長からサイン入り著書が手渡された後、新島塾コーディネーターの竹廣先生から激励の言葉が贈られました。
入塾式の終了後は、場所を変えてグループワークを行いました。初めて顔を合わせる塾生もいる中、ペアでの自己紹介と小グループ内での他己紹介が行われたことで、塾生同士の緊張が和らぎ、お互いに打ち解けるきっかけとなりました。
引き続き、寒梅館1階のアマーク・ド・パラディ寒梅館で塾長や新島塾運営に携わる教員も多数参加の上、懇親会を開催しました。学部や通学校地の壁を越え、塾生同士の懇親に留まらず、教員とも積極的にコミュニケーションを取っている塾生の様子に、新たなリーダー像の姿を垣間見ることができました。ここから2年間にわたる、それぞれの「志」の実現にむけた航海が始まります。