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2021.03.04VISION1学びのかたちの新展開VISION3創造と共同による研究力の向上VISION5「国際主義」の更なる深化

Doshisha Week 2020を開催しました

2021年3月4日(木)・5日(金)の2日間に亘り、第2回目となるDoshisha Week 2020をオンラインにて開催しました。本来なら本学の創立記念週間にテュービンゲン大学(以下、UTという)にある同志社大学テュービンゲンEUキャンパスにて開催する予定でありましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、オンラインでの開催となりました。今回のDoshisha Week 2020では、“COVID-19 Research: Challenges and Achievements for the Society”と題して、同志社大学が2020年7月に立ち上げたDoshisha COVID-19 Research Project の3つの領域より、両大学共通の研究課題を選び、研究紹介と討論を実施しました。
初日は、野口 範子 研究推進部長の司会の下、植木 朝子 学長、UTのProf. Dr. Peter GRATHWOHL 副学長からの開会の挨拶に始まり、“Cognitive and Immunological Impact of COVID-19”をテーマに、本学生命医科学部の池川 雅哉 教授、西川 喜代孝 教授、研究開発推進機構の眞部 寛之 准教授、UTのProf. Dr. Olaf RIESS、Dr. Yogesh SINGHの講演がそれぞれ行われました。両大学の抗ウイルスに関する課題やCOVID-19の中枢神経系や免疫系への影響、最新の解析技術などについて将来の連携が期待される議論がなされました。
2日目は、“Science Communication”をテーマに、本学生命医科学部の野口 範子 教授、UTのProf. Dr. Olaf KRAMERによる講演が行われ、その後、医療ジャーナリストで京都大学非常勤講師でもある村中 璃子 氏、和田 喜彦 EUキャンパス支援室長を加え、科学・技術や医療を社会にわかりやすく伝える重要性や、科学者と政府の交流システムの国による違い、科学コミュニケーション人材の養成について討論が行われました。後半では、“Campus Internationalization”をテーマに、本学社会学部の山田 礼子 教授、William Robert STEVENSON III 准教授、UTのProf. Dr. Monique SCHEER 副学長、国際センターのDr. Christine RUBASの講演の後、和田 EUキャンパス支援室長も加わって、討論が行われました。留学や国際移動を前提とした教育プログラムにかわるオンライン学習の学生の満足度の他、国際共同研究の課題についても議論されました。
両日で延べ80名程度の参加があり、両大学の研究者の今後の交流につながる、実り多い研究交流シンポジウムとなりました。

※当日の様子は以下より動画をご覧になれます。(英語のみ)

Doshisha Week 2020 第1日目

Doshisha Week 2020 第2日目

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