2022.03.10創造と共同による研究力の向上
2022年3月10日に同志社大学・上智大学ダイバーシティ・シンポジウム『米国における女性研究者の研究環境に学ぶ』をオンラインにて開催しました(日英同時通訳、日英情報保障付)。本シンポジウムは2021年度に採択を受けた文部科学省科学技術人材育成補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査分析)」における、海外事例調査の一環として実施いたしました。
シンポジウムでは、植木朝子学長の開会挨拶の後、在大阪・神戸米国総領事館のアリシア・エドワーズ領事に米国のジェンダー平等に関する国家戦略について解説いただきました。続いて、グローバル・コミュニケーション学部 中村艶子教授に日本の大学におけるジェンダー平等について報告いただいた後、ハーバード大学フランク・ドビン教授、スタンフォード大学C/マシュー・スニップ教授から、米国におけるファカルティ・ダイバーシティプログラムの有効性や推進状況についてご講演いただきました。これらのご講演により、米国高等教育機関の状況に加え、大学執行部のリーダーシップやエンゲージメントの重要性、また成功・失敗事例について学ぶことができました。シンポジウム後半では、視聴者からの質問を交えてディスカッションし、高等教育機関における女性の地位向上や教職協働の成功のポイント、メンタープログラム等についても紹介いただくことが出来ました。
シンポジウムはオンライン開催となりましたが、185名の方が視聴されました。
同志社大学「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(調査分析)」特設サイト
https://doshisha-diversity.jp/doshisha-sophia/