2022.08.24キャンパスライフの質的向上
7月29日から7月31日まで国立代々木競技場第一体育館にて第39回全国少年少女レスリング選手権大会が開催されました。大会にはKDSCレスリングサークルのメンバー6名が出場し、うち3名が金・銀・銅メダルの快挙を成し遂げました。入賞できなかった選手たちもこれまでの練習の成果を発揮し大健闘しました。
コロナ禍の約2年間は拠点の大学道場が利用できなかったため、KDSC事務室や京田辺市立培良中学にマットを置かせてもらったり、生駒や宇治のチームに助けられながら練習を継続してきました。そして4月からようやく大学道場に戻り、存続の危機から立て直し、全国にチャレンジすることができました。
そのKDSCレスリングサークルのメンバー及び指導者が8月24日に上村崇京田辺市長を表敬訪問いたしました。当日は監督が各選手の紹介や日頃の練習の姿、また今大会での戦績について報告を行いました。上村市長から「練習はうそをつきません。保護者の方たちに感謝しながら楽しんで練習を続けてください。」と激励の言葉があり、また金メダルをとった大畑さんは「練習が大変だったけれど試合で勝ててうれしいです。」と話し、しばし和やかな歓談の時が流れました。
※京たなべ・同志社スポーツクラブ(KDSC)は、平成20年度より同志社大学と京田辺市の連携によるスポーツクラブとして活動を開始しました。同志社大学京田辺キャンパスの豊かなスポーツ施設とスポーツ競技能力に優れた学生資質という特徴を生かして地域貢献を行うことと、社会との接点を設けることによる学生への教育的効果を目的としています。本スポーツクラブの特徴は、地元自治体と大学が共同で設立・運営している点です。大学単独のスポーツクラブを運営しているところは全国に見受けられますが、自治体との地域連携という体制をとっているのは全国でも極めて珍しいものです。今後も地域とのつながりを大切にし、ますます活発な活動を展開してまいります。