2021年9月、同志社大学初の教育寮が誕生。

継志寮

多様な価値観を理解しあい、
その違いを新たな創造へ

同志社大学VISION2025にて掲げられた
「国内学生と留学生が区別なく生活を共にし、学びあえる寮」を
具現化した本学初の教育寮が誕生しました。

誰カ余之志を継き此事業を
成就セしむるあるへしと陳へたるなり

新島襄

継志寮の名称は、同志社大学の創立者である新島襄が1889年12月10日に認めた書簡の一文「誰カ余之志を継き此事業を成就セしむるあるへしと陳へたるなり」(『新島襄全集第4巻書簡編II』)に由来します。この寮の寮生には、新島襄や同志社に連なる方々の「志」を受け継ぎ、その実現を先導するような人物に成長することが期待されています。

FEATURE

CONCEPT

共同生活を通した
人格形成

人種、性別、障がいの有無、文化等の様々な違いや背景を持つ学生が混住・交流する環境のもと、多文化共生、地域社会との異世代共生を実践する生活を通して多様な価値観を理解し合い、その違いを新たな創造へ導く力を持つ人物の養成を目指します。

同志社大学の良心教育について知る

LEARNING

Residential Learning
Program

地域社会との関わり等を通した実践学習に参加し、その成果の発表や振り返りを通して自己の成長を確認する取り組みとして、継志寮では寮生全員が参加するResidential Learning Program(RLP)を設けています。

RLPについて詳しく知る

GLOBAL

京都で過ごす
グローバルな日常

継志寮は、今出川キャンパスまで徒歩約5分の場所に位置しています。近隣には自然が溢れる京都御苑もあり、古都・京都の歴史や文化を感じられる環境の中で、留学生と国内学生が多様な価値観を理解し合い共に生活を行います。

交流環境を知る

DESIGN

コミュニケーションの
活性化を促す空間デザイン

居室をあえてシンプルな構成とすることで、各ユニットの5名が集まる共有のリビングや、各階の寮生が集まるコミュニティラウンジで交流ができるようなデザインにしています。また、ディスカッションを活発化させる場として、機能的なワークショップルームや会議室も設置しています。

建物の特長を知る

GLOBAL

1ユニットは留学生2名、国内学生3名の5名で形成され、各フロアには16ユニット、留学生32名、国内学生48名の合計80名が居住します。様々な違いや背景を持つ学生が混住・交流する環境下で多様な価値観を理解し合いながら生活します。1階には短期受入留学生が20名居住できるようになっており、短期プログラムで来日した留学生とも交流することが可能です。

FACILITY

1

Entrance

エントランスに企画イベントスペース、展示スペースを設置しており皆が必ず通る場所で一緒に企画ができる、寮生交流の場所にもなっています。またご両親などが訪ねてくる場合には、エントランスのスペースで会話ができるようにしています。2階、3階フロアへのアクセスは、このエントランスから専用のエレベーター、階段を利用します。入室の際にはICカードを利用し、寮生以外が通れないようセキュリティを高めています。

2

Lounge

廊下という概念をなくし、皆が通る動線を回遊ラウンジと称して、日常的にフロアにいる全員と出会える機会を増やすようにしています。この回遊ラウンジは自然(光・風・緑)を感じ、コミュニティラウンジとリビングを緩やかにつなぐ快適な交流空間になります。

3

Community lounge

1番アクティブで大勢が集まれるコミュニティラウンジを建物の中心に配置しています。どの部屋からも気軽にアクセスができ、カフェのようなデザインのダイニングキッチンで日々の食事が作れます。気軽に自習・共同学習や企画などができる場所になります。近接する光庭から入る光と周囲の回遊ラウンジ、リビングと一体となった広々としたスペースとなります。

4

Living

リビングは5名1ユニットの個室の前に配置されています。ユニットの5名が集まり共同学習や共同企画などを考える場所となり、個人でゆったりと読書をするなどのくつろげる場所にもなります。リビングの扉を開けた状態であれば、回遊ラウンジと一体となったときには行き来する寮生との交流が可能になります。回遊ラウンジに面した壁にはメッセージボードを配置して各ユニットの共同学習などの成果や企画の案内などを掲示できるようになっています。

5

Private room

居室は、部屋にこもりすぎないように必要最低限の家具と空間でシンプルに構成しています。ただ、個人学習も重要ですから、集中できるよう窓側に机、椅子を配置しています。ベランダもあり、洗濯物も干せる場所として利用できるようになっています。

6

Workshop room

地階と1階にはワークショップルームを設置しています。ワークショップルームでは、異なるフロアの寮生との交流が可能です。様々な人数でのディスカッションやプレゼンテーションができるよう、机や椅子は可動タイプになっており、レイアウトも自由に変更できます。地階・1階ともに利用形態にあわせて多彩に利用できる連結型のホワイトボードを設置するとともに、地階はホワイトボードウォールにもなっており、活発なディスカッションを可能とする仕掛けを施しています。

ACCESS