What’s RLPResidential Learning Program (RLP) とは

地域社会との関わり等を通した実践学習に参加し、
その成果の発表や振り返りを通して自己の成長を確認する取り組みとして、
継志寮では Residential Learning Program (RLP) を設けています。
共同生活を通した人格形成の場という学生寮の特長を伸長させるため、
寮生は全員RLPに参加いただきます。
*プログラム内容は今後決定いたしますが、まずは寮に慣れ、
大学に慣れ、地域に慣れることをスタートとして、
地域との関わりに重点をおいたプログラムになる予定です。

RLPの3つのテーマ

継志寮では、多様な背景を持つ学生が交流できること、
地域に生活する住民の一員として
地域に貢献することを期待し、
3つのテーマで構成した RLP を設けています。

Community Coexistentce
and Vitalization

1

寮生が、上京区、小川学区及び徳大寺殿町の住民であることの自覚をもって地域住民と共生し、地域の発展・創生の一翼を担うことを目指します。上京区基本計画に沿って展開されている取組への参画や、小川住民福祉協議会と連携した自転車マナーの啓発・安全パトロールの実施、徳大寺殿町で行われている行事への協力等を行います。

Diversity

2

人種、性別、障がいの有無、文化等の様々な違いや背景を持つ学生が混住・交流する教育寮として多様な価値観を享受し、その違いを新たな創造へ導く力を培います。障がいを持つ寮生のサポートや共同生活に関する理解促進活動の実施、異文化理解促進のための取組の企画運営、短期留学生の生活サポート等を行います。

Sustainability

3

多様な価値観を持つ寮生がOne Team となって安全で安心な住環境を構築し、地球環境に配慮しながら生活します。住環境整備のための取組(ゴミ分別や節水・節電の啓発活動、自炊力養成、食育ほか)、防災への取組(訓練や説明会の計画、避難マニュアルの整備ほか)等を行います。

MESSAGE

良心を手腕に地域と共に

同志社が標榜する「良心教育」の良心を表すconscienceの元々の意味は、「共に知る」ということです。継志寮では共同生活を円滑に形作り、地域社会との関わりを同じ寮に住む仲間たちと共に学んでゆく教育プログラム、Residential Learning Program (RLP)を提供しています。

正課の教育課程で得た知見や能力をRLP の企画・運営・学習に活かし、地域社会に主体的に関わってゆく力、様々な課題を発見し、それらの問題を解決する能力を培ってゆきます。

継志寮での生活と経験を経て、良心を手腕に運用する、一国の良心に成長してゆく若者たちを輩出してゆきたいと願っています。

学生支援センター所長下楠 昌哉