VISION 2025

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1921-1985

同志社大学開校~田辺校地開校

1932
アーモスト館

アーモスト館

今出川

1921年に創立100周年を迎えたアーモスト大学が、1922年より同志社に卒業生を送り出す制度(現Amherst Doshisha Fellow)を開設しました。その第1回学生代表であったS.B.ニコルズの母親やアーモスト大学の卒業生からの寄付により、ヴォーリズ建築事務所が設計した建物で、1932年3月に竣工しました。1962年にゲストハウスが、1979年に無賓主庵が設けられ、併設施設も充実しています。現在は、主に外国人研究者の長期滞在用の宿泊施設として利用しています。2005年6月に登録有形文化財に指定されました。

1942
新島遺品庫

新島遺品庫

今出川

ヴォーリズ建築事務所が設計した建物で、新島襄や同志社関係の書簡、日記、ノート類、説教・演説草稿、公務記録・文書、軸物、絵画など、約6,000点を収蔵しています。

1951
待辰館

待辰館

今出川

館名は、旧約聖書の詩篇第130篇第6節「わがたましひは衛士があしたを待つにまさり誠にゑじが旦をまつにまさりて主をまてり」に由来します。

1952
明徳館

明徳館

今出川

教室、文学研究科の大学院学生共同研究室、食堂、ラウンジ等がある複合施設で、1952年3月に第一期工事が竣工し、第四期工事が完了した1954年10月に現在の姿になりました。学校教育法施行による1948年設置の新制同志社大学のシンボルとなる建物で、館名は、大塚節治第13代同志社総長が命名し、中国の古典『大学』の三綱領の一つ「大学ノ道ハ明徳ヲ明ラカニスルニ在リ」に由来します。壁面にはヨハネによる福音書の一節"VERITAS LIBERABIT VOS"(真理は汝らに自由を得さすべし)を刻み、ワイルド・ローヴァー号のタブレットが飾られています。

1956
寧静館

寧静館

今出川

1956年竣工の建物で、館名は徳富蘇峰により諸葛孔明の言葉「寧静に非ずんば以って遠きを到むるなし」から命名されました。
現在、改築工事を行っており、2023年に完成の予定です。

1957
弘風館

弘風館

今出川

教室棟、国際教養教育院の拠点で、入学センター、広報課や校友課もある複合施設です。1957年3月に第一期工事が竣工し、第二期工事が完了した1959年3月に現在の姿になりました。館名は、現在の至誠館の位置にあった同名建物の名称を受け継いでいます。

1959
育真館

育真館

今出川

体育館として、正課授業および体育会やスポーツ系のサークル活動で利用してまいりましたが、現在、教育研究施設への改築工事を行っており、2023年に完成の予定です。

1962
尋真館

尋真館

今出川

新町キャンパスの教室棟で、1962年2月に竣工し、館名は大塚節治第13代同志社総長により命名されました。3階には隣接する臨光館への渡り廊下があり、自習室を備えた学習スペースとなっています。大文字や寒梅館が見えるこの渡り廊下の外壁には、創立者新島襄の言葉「諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ」が刻まれています。

1962
扶桑館

扶桑館

今出川

商学部・商学研究科の共同研究室、国際センター、教室等がある複合施設です。新理化学館の建築計画として1962年3月に第一期工事が竣工し、1966年3月に第二期工事を終えて現在の姿になっています。

1963
神学館

神学館

今出川

神学部・神学研究科の研究室・共同研究室があり同志社神学教育の拠点で、1963年7月に竣工しました。3階には礼拝堂があり、入口の壁面には、ヘブライ語で旧約聖書の創世記第1章第1節から第5節が大きく刻まれています。この礼拝堂は、正面の壁を細く縦に彩るステンドグラスや石の聖餐台等、様々な特徴を持ち、1977年にはパイプオルガンも設置されました。

1963
博遠館

博遠館

今出川

創立90周年事業であった工学教室および研究所の建設計画により、工学部(当時)の教育棟であった同工館を解体し、1963年7月に第一期工事が竣工。第二期工事が完了した1964年8月に現在の姿になりました。1994年の工学部・工学研究科および理工学研究所が京田辺校地に移転した後は、社会科学系の大学院教育の拠点施設となり、2013年4月からは、教室棟、研究開発推進機構、高等研究教育機構、法学部生の学習室等がある複合施設となっています。

1967
至誠館

至誠館

今出川

商学部・商学研究科の研究室、教室等がある複合施設で、1967年4月に竣工しました。館名は、牧野虎次第11代同志社総長が命名し、中国の古典『中庸』の「至誠は神の如し」「唯だ天下の至誠は、能く化することを為す」「至誠は息むことなし」に由来します。

1973
図書館

図書館

今出川

現在の図書館は、有終館、啓明館を引き継いだ3代目として、1973年12月に竣工しました。
1975年には第16回建築業協会賞を受けています。

1974
新町別館

新町別館

今出川

学生会館に隣接する音楽系と演劇系のクラブ、サークルの練習場で、舞台、客席が演出に応じて自由に設営可能な演劇用小ホールも備えています。

1976
光塩館

光塩館

今出川

法学部・法学研究科の研究室・共同研究室がある建物で、1976年9月に竣工しました。館名は、新約聖書のマタイによる福音書第5章第13節から第16節に記述がある「地の塩、世の光」に由来します。

1982
徳照館

徳照館

今出川

文学部・文学研究科の研究室がある建物で、1982年12月に竣工しました。館名は、現在の神学館の位置にあった同名建物の名称を受け継いでいます。徳照館の名は、海老名弾正第8代同志社総長が命名しており、「徳照館の徳照の二字は徳星照臨の四字より徳照の二字を抜き取りたるものである。徳星とは三黄星の集合するをいふ。支那古代の天文学者は此徳星の集合を占って五百里内に賢人聚ることあらんといった。因て人才養成の目的に合するを以て徳星照臨を略して徳照館と命名した訳である。」と残されています。