2024.10.29
【国際性の涵養】
海外連携校テュービンゲン大学との研究交流を実施
~Doshisha Week2024~"The Challenge of Next-Generation Researchers"
2024年9月26日、27日の両日、ドイツテュービンゲン大学のAlte AulaにてDoshisha Week2024のイベントを開催いたしました。
‘Doshisha Week’とは、同志社大学およびテュービンゲン大学における同志社EUキャンパスが主催し、テュービンゲン大学と協力して定期的に開催される両大学の交流イベントです。今年度はDoshisha Weekは、同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)支援対象学生の海外活動として一体的に企画し、テュービンゲン大学の博士学生との研究交流を実施しました。
同志社大学大学院からはSPRING支援対象学生の矢野律亜さん(神学研究科 D1)、山口沙妃さん(グローバル・スタディーズ研究科 D3)、足立莉子さん(経済学研究科 D1)の3名が現地へ渡航し、また、巻田晴香(心理学研究科 D3)さんがオンラインにて、研究交流に参加、それぞれ15分間の研究発表と、現地学生、研究者とのディスカッションを実施しました。初日のプログラムは"Gender & Religion; Gender Studies”、2日目は、"Social Sciences(Economics, Fiscal Policy/Psychology)"をテーマとし、テュービンゲン大学からも、それぞれの分野に合致した4名のPhD Candidateが研究発表を行い、互いの研究内容について交流をおこないました。
テュービンゲン大学の研究者からの研究内容への助言や学生同士の質問やコメントから新たな気づきや、個々の研究力向上につながるほか、テュービンゲン大学との研究交流の発展が期待できる取組となりました。
博士後期課程学生の研究交流は今回が初めての取組みでしたが、大変実りの多い機会となった点について、テュービンゲン大学からも評価いただくことができました。SPRING支援対象学生には、連携校との研究交流の場を通じて、グローバルな経験と、ネットワークづくりに挑戦していただきたいと考えています。
D1 足立莉子さんのプレゼンテーションの様子
D1 矢野律亜さんのディスカッションの様子