2025.11.21
[同志社大学・立教大学連携企画]
大学教員が語るキャリアとライフイベントのリアル ― 留学生として、女性として、母として ― を開催しました。
2025年11月21日(金)、同志社大学と立教大学の連携企画として、
「大学教員が語るキャリアとライフイベントのリアル ― 留学生として、女性として、母として ―」を開催しました。
本イベントは、両大学が締結した「相互協力・連携に関する協定」に基づき実施され、立教大学 現代心理学部 准教授 温 文先生 を講師にお迎えしました。
温先生は、留学生として日本に渡り、研究者としてのキャリアを築く中で直面した課題や、女性研究者としてのライフイベントとの両立、母親としての日常などについて、実体験に基づくリアルなエピソードをお話しくださいました。
ご講演いただいている温先生
当日は、同志社大学・立教大学あわせて50名がオンラインで参加し、参加者からは、
- 女性ならではの困難と、その対策について参考になった
- キャリアの減速や周囲への協力依頼の重要性を学んだ
- 研究を続けながら家庭を築くための価値観や工夫が印象的だった
- 日本と海外の大学院制度や支援の違いを初めて知った
また、「夫婦で家事・育児を折半する考え方に共感した」など、具体的なエピソードから多くの気づきが得られたことがうかがえました。
総じて、
「実際の経験談が聞けて、自身のキャリア形成を考えるうえで大変参考になった」
「留学や育児などライフイベントを経ても、研究を続けられる道があると感じた」
という感想が多く、参加者にとって非常に有意義な時間となりました。
※本イベントはJST・次世代研究者挑戦的研究プログラムの支援を受け実施する「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト」の一環として実施しました。
今後も、博士後期課程学生および若手研究者のキャリア形成支援を目的に、多様なロールモデルを紹介するイベントを継続的に企画していきますので、是非ご参加いただきますようお願いいたします。
■■ご案内■■
同志社大学研究開発推進機構と高等研究教育院では、一貫制博士課程を含む博士後期課程(以下「博士後期課程」という。)における活動内容、修了後の多様なキャリア等を紹介するガイダンス及び説明会を開催し、博士前期課程や学士課程の学生に対して、大学院での学びや修了後のキャリアパスへの理解を深める機会を提供しています。
過去の開催内容はこちらより確認いただけます。
https://rd.doshisha.ac.jp/rd/inside/wakate/career_support/career_support.html